運動中にスポーツドリンクなどで糖質を補給する主な目的は、エネルギー補給です。
その観点から、これまでは運動時間が1時間を超えるような長時間運動をおこなうときのみに、糖質の補給が必要と考えられてきました。
しかしながら、近年では、1時間未満のエネルギー不足になりにくい短時間の運動においても
糖質を摂取することで、パフォーマンスが向上するという報告がされています。
甘いものを食べると脳内にドーパミンが分泌されて、幸福感をもたらします。
運動中にこのように中枢への刺激が得られると、疲労感の軽減につながる可能性が示されています。
脳への影響は、舌への刺激でも引き起こされる為
糖質をのみこまなくても、糖質が含まれた飲料で口の中をゆすぐだけでも、パフォーマンス向上には十分効果があるといわれています。
この方法は 「マウスリンス」 といわれており、近年注目を浴びています。